【2024年最新版】Kotlinで作られたゲーム事例5選をご紹介

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この記事の監修
テルプロ
東京都在住のアプリエンジニア。大学では、ソフトウェア開発の研究に取り組む。長期のエンジニアインターンシップを経て、実務スキルを磨き、現在はフリーランスエンジニアとしても活動中。メインはモバイルアプリ開発。IT関連の記事監修も行い、技術の共有と普及に貢献している。監修実績(レバテックフリーランス / CARRER BIBLE 他)

Sensor Towerのデータによれば、2022年の世界中でのApp StoreとGoogle Playストアにおけるアプリのダウンロード件数は合計369億件を超えました。

ゲーム開発でもKotlinに対する注目度も高まっており、Kotlinで開発されたゲームも増えてきています。

Kotlinのクロスプラットフォーム性や高効率なUI構築の可能性が、スマートフォンゲーム開発において大いに活用され、これまでの開発手法では難しかった革新的なゲームを生んでいます。

そこで今回は、Kotlinで作られたゲーム事例5選をご紹介していきます!

目次

Kotlinでゲームを作るとは?

出典:https://kotlinlang.org/

Kotlinは、JetBrainsが開発したソフトウェア開発のためのオープンソース言語です。

単一のコードベースでAndroid、JVM、JavaScript、Nativeなど、様々なプラットフォームに対応したアプリケーションを製作することが可能で、その汎用性と効率性から広く開発者に支持されています。

モバイルアプリ開発でよく使われるKotlinですが、実は「ゲーム開発」をすることも可能です。

Kotlinでゲームを作る場合、機能の豊富さと直感的な構文が大いに役立ちます。この言語には高性能なコアがあるため、ゲームの開発においても非常に効率的に動作するのです。

Kotlinのゲーム開発で使われるフレームワーク

Appleが提供する、以下のようなフレームワークを使うと本格的なゲームを作ることができます。

それぞれ簡単にご紹介します。

LibGDX

LibGDXは、Kotlinで2Dや3Dゲームを作成するためのオープンソースのフレームワークです。

物理エンジンや音響エフェクト、高性能なグラフィックスレンダリングなど、多種多様なゲーム開発の要素をサポートしています。

Korge

Korgeは、Kotlin専用のゲームエンジンであり、マルチプラットフォームのゲーム開発を可能にします。

クロスプラットフォーム開発の特性を活かし、一度のコーディングで、様々なデバイスへの対応が可能となっています。

Kotlin/Native

Kotlin/Nativeは、Kotlinで記述されたコードをネイティブバイナリにコンパイルする技術です。Kotlinで開発したゲームを、iOSやWindowsなど様々なプラットフォームで動作させることができます。

Kotlin/JS

Kotlin/JSは、Kotlinで書かれたコードをJavaScriptに変換する技術です。ウェブブラウザ上で動作するゲームをKotlinで開発することが可能になります。

Kotlinで作られたゲーム事例5選

今回はYoutubeで解説されている、Kotlinで作られたゲーム事例5選をご紹介します。興味のあるゲームがあれば、ぜひ動画を見ながらチャレンジしてみてください。

今回ご紹介するゲームは以下の通りです。

  1. 三目並べ
  2. 戦争(カードゲーム)
  3. 2Dゲーム(KorGE)
  4. パズルゲーム
  5. スネークゲーム

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①三目並べ

内容の説明

「三目並べ」は、二人のプレイヤーが一列に自分のマークを並べることを目指すシンプルなゲームです。

開発時間はわずか10分以下で、重み付けされたリニアレイアウト、制約レイアウト、ゲームロジック、列挙型(enums)、ビューバインディングなど、様々な技術の理解を深めることが可能です。

ソースコードもビデオ内で提示されているため、すぐにゲーム開発を始めることができます。

コメント欄より

YouTubeでたくさんのチュートリアルを見ましたが、XMLを使ったレイアウトやアンドロイドのUIデザインを学ぶための適切なプレイリストを見つけることができませんでした。ありがとうございます。

本当にありがとうございます。私がやっている大学のモジュールにこれが必要でした。今、私はそれに追加の機能を追加しなければなりませんが、それはそれほど悪いことではありません。いつか、あなたのように早く1/4を作れるようになれば、私は幸せです。

②戦争(カードゲーム)

動画の内容

「戦争(カードゲーム)」は、二人のプレイヤーがそれぞれの手札からカードを引き、引いたカードのランクを比較して勝敗を競うゲームです。

このチュートリアルでは、Kotlinを使用してAndroid向けのカードゲームの、非常にシンプルなバージョンを作成する方法を紹介しています。

Kotlinの基本的な構文やAndroid Studioの使い方についても学ことができます。

コメント欄より

本当にありがとうございます。私は勉強中で、これは、それほど短時間で多くのことを説明しています!もっと多くのことを教えてくれることを期待しています。ありがとうございます!

私はあなたのゲームが好きです。もっともっとたくさん作ってください!

③2Dゲーム(KorGE)

動画の内容

このチュートリアルでは、「KorGE」を使用してゲームを作成する方法を解説しています。

KorGEは、Kotlin向けに開発された2Dゲームエンジンで、柔軟な機能とパフォーマンスの高さが特徴です。実際にゲームを作りながら、KorGEの特徴や使い方について学んでいくことができます。

開発プロセスをライブ配信しているので、ゲームを作る様子をリアルタイムで見ることができます。

コメント欄より

ゲームを作ってKotlinを学ぶというシリーズをお願いします!

私はアンドロイドを学びますが、心はゲームを作りたいと思っています。

パズルゲーム

動画の内容

Android Studioで「パズルゲーム」を作成する方法について、Kotlinを使用して解説します。

このチュートリアルでは、Android StudioとKotlinを使ってパズルゲームを作成する方法を初心者向けに解説しています。開発時間は短く、数分から数時間程度で完成させることができます。

このゲームの開発には、Android Studioの機能やKotlinの文法を理解していることが前提となります。

コメント欄より

素晴らしい作品です ❤️

ありがとうございます、素晴らしいです。

スネークゲーム

動画の内容

「スネークゲーム」は、コンピュータゲームの古典的なジャンルのひとつで、1970年代に生まれたゲームです。

このチュートリアルでは、Android StudioとKotlinを使用してスネークゲームを作成する方法を初級から中級の開発者に向けて詳しく解説しています。

ゲーム画面の作成、Snakeの移動や食べ物の生成、衝突の検出など、スネークゲームを完成させるために必要な要素を順を追って説明してくれるので深い学びを得られます。

コメント欄より

評価が不足しています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回の記事では、Kotlinで作られたゲーム事例5選をご紹介しました。

IDC Japanの最新のレポートによれば、国内のモバイルゲーム市場は2025年までに約2448億8200万円にまで成長すると見込まれています。

その中でも、Kotlinを使ったアプリ開発は大きな注目を集めています。Kotlinを使用することで、簡潔で安全なコードを書くことができ、既存のアプリ開発よりも効率的な開発プロセスを踏むことができます。

Kotlinに興味があり、試してみたいという方は、実際にゲーム開発を体験してみてはどうでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!

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この記事の監修者

テルプロのアバター テルプロ アプリエンジニア

東京都在住のアプリエンジニア。大学では、ソフトウェア開発の研究に取り組む。長期のエンジニアインターンシップを経て、実務スキルを磨き、現在はフリーランスエンジニアとしても活動中。主にモバイルアプリの開発に従事しており、プロジェクトに深く関わっている。IT関連の記事監修も行い、技術の共有と普及に貢献している。

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