エンジニアのキャリアパスとは!わからない方向けに考え方も解説

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この記事の監修
テルプロ
東京都在住のアプリエンジニア。大学では、ソフトウェア開発の研究に取り組む。長期のエンジニアインターンシップを経て、実務スキルを磨き、現在はフリーランスエンジニアとしても活動中。メインはモバイルアプリ開発。IT関連の記事監修も行い、技術の共有と普及に貢献している。監修実績(レバテックフリーランス / CARRER BIBLE 他)

IT業界に従事している方の中には、自身のエンジニアとしてのキャリアパスについて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。エンジニアとしてのキャリアは、業界の変化や自身の成長に合わせて多様な選択肢が広がっています。本記事では、エンジニアのキャリアパスについて、わからない方や想像できない方にも理解しやすく解説し、キャリアパスの考え方や選択肢について具体的に紹介します。

この記事を読むことで
  • エンジニアのキャリアパスについて理解できる
  • エンジニアのキャリアパスのについての考え方や選択肢を理解できる
目次

エンジニアにキャリアパスが大事な理由

エンジニアにとってキャリアパスを考えることは非常に重要です。以下の理由から、計画的にキャリアを設計することが求められます。

  • キャリアパスの選択肢が多い
    エンジニアは多くの専門分野があり、それぞれに必要なスキルセットが異なります。自分の適性やスキルに合ったキャリアパスを選ぶことで、より活躍できる場を見つけやすくなります。また、キャリアパスをあらかじめ考えておくことで、企業とのミスマッチを減少させることができます。
  • IT業界の変化が激しい
    IT業界は変化が速く、特にエンジニアは体力や長時間の労働が求められるため、比較的若い世代が多いです。将来に向けてキャリアパスを考えないと、自分のライフスタイルに合わない仕事を続ける可能性が高くなります。キャリアパスを意識することで、収入アップやワークライフバランスの改善に繋がります。
  • キャリアが手詰まりになる可能性
    AIやクラウド、ビッグデータなどのトレンドが移り変わる中で、現状の仕事に専念しすぎると新たなスキルや仕事が見つけにくくなります。柔軟なキャリア戦略を持つことで、常に成長を感じることができます。

現代エンジニアのキャリアパス傾向

現在のIT業界では、保守・運用からAI、クラウド、ビッグデータなどの最先端領域へのシフトが進んでいます。特に、最先端領域でのサービス系エンジニアの需要が高まっており、競争が激化しています。キャリアパスを描く際には、自身の興味やスキルを反映させた最先端領域でのキャリア形成が重要です。

描けるキャリアパスの種類

エンジニアのキャリアパスは主に以下の4つに分類されます。それぞれの特徴を理解し、自分に合ったキャリアパスを選びましょう。

  • スペシャリスト
    特定の分野に深い知識とスキルを持つエンジニア。例えば、特定のプログラミング言語や技術に精通し、専門性を高めていくキャリアです。
  • ジェネラリスト
    幅広い分野に対応できるエンジニア。システム全体を俯瞰し、複数の技術に精通することで、プロジェクトのリーダーシップやマネジメントを担います。
  • マネージャー
    チームやプロジェクト全体のマネジメントを担当する役割。経営やリーダーシップスキルが求められます。
  • 独立(フリーランス)
    自分のスキルを活かして独立し、自由な働き方をするキャリアパス。営業や経理なども含めた自己管理能力が必要です。

エンジニアのキャリアパスの考え方

キャリアパスを考える際には、以下の3点を意識しましょう。

  • 自分のやりたいことを明確にする
    将来なりたいものややりたいことを明確にすることで、転職や就職後のミスマッチを減らし、仕事への満足度を高めることができます。
  • 自分のスキルについて理解する
    現在のスキルや知識、必要なスキルを把握し、足りない部分を補うための学習や資格取得を行いましょう。
  • 目標を元にスケジュールを立てる
    目標を設定したら、具体的なスケジュールを立てて行動に移しましょう。勉強や転職活動など、具体的なプランを立てることで、目標に向かって着実に進むことができます。

システムエンジニアの3つのキャリアパス

システムエンジニアのキャリアパスには以下の3種類があります。それぞれのキャリアパスの例を見てみましょう。

  • システムエンジニア(開発エンジニア)
    システムの設計から運用・保守まで担当し、スペシャリストやジェネラリストとしてのキャリアアップが考えられます。
  • アプリケーションエンジニア
    スマホやWebのアプリを開発するエンジニア。上流工程から下流工程まで経験し、スペシャリストやジェネラリストとしてキャリアアップを目指せます。
  • 組み込みエンジニア
    機器に組み込まれるソフトウェアを開発するエンジニア。特定の機能に特化したスペシャリストや、他業種に挑戦するジェネラリストとしてのキャリアパスがあります。

インフラエンジニアの5つのキャリアパス

インフラエンジニアには以下の5つの職種があり、それぞれのキャリアパスについて見ていきましょう。

  • ネットワークエンジニア
    ネットワーク設計や構築を担う専門職で、スペシャリストやジェネラリストとしてのキャリアアップが考えられます。
  • サーバーエンジニア
    サーバーの設計や構築、運用を行うエンジニア。スペシャリストやジェネラリストとしてのキャリアアップが可能です。
  • データベースエンジニア
    データベースの構築や運用を行うエンジニアで、スペシャリストやジェネラリストとしてのキャリアパスがあります。
  • クラウドエンジニア
    クラウドサービスの構築や保守を行うエンジニアで、スペシャリストやジェネラリストとしてキャリアアップが可能です。
  • セキュリティエンジニア
    セキュリティシステムの管理・運用を行うエンジニア。スペシャリストやジェネラリストとしてのキャリアパスがあります。

Webエンジニアの2つのキャリアパス

Webエンジニアにはフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの2種類があり、それぞれのキャリアパスについて紹介します。

  • フロントエンドエンジニア
    ユーザーが目にする部分の開発を行うエンジニアで、スペシャリストやジェネラリストとしてのキャリアパスがあります。
  • バックエンドエンジニア
    WebサイトやWebサービス内の顧客には見えない部分を開発するエンジニアで、スペシャリストやジェネラリストとしてのキャリアパスが考えられます。

キャリアパスを選ぶときの考え方

キャリアパスを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。

  • マネジメント層を目指したいか
    将来的にマネジメント層を目指す場合、現在の組織で求められるスキルや経験を意識しておくことが重要です。
  • 自分の得意分野を伸ばしたいか
    自分が得意とする分野や技術に特化したキャリアパスを選ぶことで、より専門性を高めることができます。
  • 新しい技術や分野に挑戦したいか
    最新の技術や新しい分野に挑戦したい場合は、その分野でのスキルを磨くことが大切です。新しい挑戦ができる環境を選ぶことも考慮しましょう。

まとめ

エンジニアとしてのキャリアパスを描くことは、自分の将来を設計する上で重要です。様々なキャリアパスを理解し、自分の興味やスキル、将来の目標に合った選択をすることで、より充実したキャリアを築くことができます。自分のキャリアについて考える際には、この記事で紹介したポイントを参考にして、自分にとって最適なキャリアパスを選んでください。

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この記事の監修者

テルプロのアバター テルプロ アプリエンジニア

東京都在住のアプリエンジニア。大学では、ソフトウェア開発の研究に取り組む。長期のエンジニアインターンシップを経て、実務スキルを磨き、現在はフリーランスエンジニアとしても活動中。主にモバイルアプリの開発に従事しており、プロジェクトに深く関わっている。IT関連の記事監修も行い、技術の共有と普及に貢献している。

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